最近よく聞くフィトテラピーって何?
フィトテラピーとは、ギリシャ語の「phyto(植物)」+「therapy(療法)」を組み合わせた言葉です。日本語では植物療法。あまり使わない言葉かもしれませんが、風邪を引いた時に葛湯を飲んだり、怪梅干しを入れたお茶を飲んだりしませんでしたか?(私は小さい頃よく飲んでいました)聞き馴染みのない言葉ですが、実は日本人にとって昔から根付いているおばあちゃんの知恵のようなものなのです。近年よく聞くようになったアロマテラピーも、植物から作られた物。アロマテラピーの一部です。
フィトテラピーの歴史
フィトテラピーの歴史は数千年前と言われており、古代エジプトやギリシャの時代から薬草は医術の中心にありました。アロマテラピーは1937年、火傷治療にラベンダー精油を使われたことによりヨーロッパで誕生しました。その後も、インドネシア戦争での負傷者に精油から作った薬剤を治療に使ったとされています。植物は薬の原点であり、現在の薬の薬40%が植物原料だと言われています。ヨーロッパでは、フィトテラピスト(植物療法士)の国家資格が規定されている国もあるようです。
フィトテラピーの魅力
植物は生存する為、外敵や菌、紫外線などから身を守るために様々な化学物質を作り出し、自己治癒力と自己保存力から生まれた成分の一部をフィトケミカルや精油となります。その作用は効果的かつ科学的なお薬に比べて穏やかな作用をもたらします。ナチュラルなケアがしたい人にぴったりですよね。

科学的研究に基づいたフィトテラピー
日本では雑貨の様な位置であるフィトテラピーですが、研究にて科学的根拠が示されている植物はたくさんあります。
こられは一部の例ですが
🌱ベルガモット…副交感神経を優位にして不安を和らげる
🌱ローズ…PMSを和らげて月経周期を整えてくれる
🌱ゴツコラ…脳の活性・記憶力を向上させる
🌱セントジョーンズワート…不安や抗うつ作用
などです。
日常生活にフィトテラピーを取り入れて今よりもっと元気に生きる
私は体調を崩した経験があるので、毎日元気に過ごせることはとても幸せなことだと思っています。フィトテラピーを取り入れて今よりもっと元気に過ごしていきませんか。